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中興通迅、LTE必須特許は235件を保有 7%の割合を占め2011年01月17日

 中国の通信機器大手ZTE(中興通迅)は1月11日、次世代移動体通信方式の主流となるLTE規格の必須特許を235件獲得し、この分野をリードするベンダーに仲間入りしたと発表した。

 ZTEは、2010年11月末現在で欧州電気通信標準化機構(ETSI)のIPRオンラインデータベースに宣言されているLTE必須特許の7%を保有しており、これらは、ZTEのLTEに関する優れた研究開発能力を示すものとしている。

 ZTEは4,000人余りの開発成果、6,800件を超える提案を標準化プロジェクトの3GPPに提出しているが、その内3,900件以上がLTE/SAE技術に関する資料で、LTE関連特許の出願は2,900件以上行っている。さらに、ZTEは2012年までに必須特許のシェアを10%に増やすことを目指し、また、必須特許を蓄積し、4G規格の改良開発で先行的アプローチを採るため研究開発資源を投入するという。

 なお、ZTEは2010年のPCT出願が大幅に増加し、特許の保有ランキング順位は業界3位、世界5位に上昇したと予測されている。


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