中国国家工商総局からの情報によると、2010年の年間商標出願件数は107.2万件となっている。2010年末の時点で、商標出願件数は累計829.5万件、商標登録件数は562.8万件、有効商標登録件数は累計460.4万件であり、いずれも世界一であることがわかった。

　なお、マドリッド協定議定書によって受理した外国の商標出願は累計15.4万件で、6年連続して世界トップに立っている。それに対し、国家工商総局を通じて提出されたマドリッド商標の国際登録件数は累計で1.1415万件となり、発展途上国では第１位である。

　さらに、2010年国家工商総局の年間商標審査件数は148.1万件、ここ3年積み重ねてきたの未審査商標案件に対する審査を予定より2ヶ月早く完成した。2010年年末まで、商標の審査周期は1年以内に短縮し、国内外で広く注目されている商標審査の滞貨問題を徹底解決したという。2012年から審査周期を10ヶ月以内に短縮し、異議と争議の審理周期を20ヶ月以内にすると局の担当者が説明した。