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中国、国際特許申請国の第4位に進出2011年02月18日

 華網によると、世界知的所有権機関(WIPO)のが2月9日、ジュネーブでは、2010年の中国による国際特許申請件数が前年と比べ大幅に増加、世界第4位の特許申請国となったことを発表したことがわかった。

 2010年の国際特許申請数は、米国(44,855件)、日本(32,156件)、ドイツ(17,171件)、中国(12,339件)の順で多かった。

 記事によると、2010年中国は、「特許協力条約」による国際特許申請件数が12,339件で、09年の7,900件から56.2%の伸び率で増えていた。特に、国際特許申請件数のランキングで上位10位以内に入った中国企業は2社があった。中興通迅(ZTE)が1,863件で09年の20位から2位に躍進、華為技術有限公司(Huawei Technologies)が1,528件で4位につけた。

 ただ、同ランキングの大学部門では、上位50の大学のうち、中国の大学はなかった。米国の大学が30席も占め、それぞれ年度の申請件数が30件から306件で差違があった。

 金融危機の影響並びに研究開発への投入減少のため、欧米諸国の国際特許申請実績はあまり望ましくなかった。その上、アメリカとイギリスによる国際申請件数の減少は3年も続いたという。


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