最新情報詳細
<<最新情報一覧へ
- 2010年、中国の特許出願が39万件超、世界2位2011年04月08日
-
中国国家知識産権局の賀化副局長が3月29日に南京で行われた「全国知識産権局局長会議」で、昨年に国家知識産権局に提出された特許出願は39.1万件、世界2位にランクインしたことを明らかにした。
元のニュース「中国保護知識産権網」(中文サイト)へ
特許出願が急速に成長することは、すでに経済発展方式の転換、知的財産戦略の実施のための駆動力となっていると賀化副局長が語った。
2006年から2010年までの第11期五ヵ年計画の期間中に、中国の特許出願は急成長し、前の5年間の出願件数の2.6倍にあたる145.1万件に達した。実用新案出願は128.9万件で前の5年間の2.4倍、意匠権出願は155.4万件で3.1倍、数量としてはいずれも世界トップを維持している。また、PCT国際出願は前の5年間の4.3倍にあたる3.6万件で、世界10位から4位に躍進した。
国内のイノベーション活動も活発化している。統計データによると、昨年の特許出願には内国出願が74.9%を占め、前年より27.9%増加した。この内、職務出願が76.3%だった。第11期五ヵ年計画の5年間で、中国専利金賞に50件(中国意匠金賞5件含む)、中国専利優秀賞に525件(中国意匠優秀賞32件含む)を授与している。