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2010年中国のソフトウェア著作権登録 8万件を突破2011年04月26日

 2010年の中国ソフトウェア著作権登録件数は8万件を超え、5年連続して急増傾向にある。中国版権保護センターが発表した統計データでわかった。「第11期五ヵ年計画」の5年間において、中国のソフトウェア著作権登録件数は、2万件余りから8万件余りへと毎年徐々に増加しており、年間平均増加率は37%に達し、5年間の累計件数は24万件余りである。これは「第10期五ヵ年計画」の期間の4倍である。

 「第11期五ヵ年計画」期間は、ハイテク企業のイノベーション及びソフトウェア企業の独自開発をサポートし、並びに正規版ソフトウェアの普及に努める等の国が発表した一連の優遇政策の奨励と推進の下に、国のソフトウェア産業が急発展の「黄金期」に入り、ソフトウェア企業の独自イノベーション力を示すソフトウェア著作権登録件数も飛躍的に増加する傾向を示している。

 2006〜2010年は、全国のソフトウェア著作権登録件数が年間平均37%の伸びで増加し続けており、2006年には21,495件であったが、2010年には81,966件になった。「第11期五ヵ年計画」期間に、中国のソフトウェア著作権登録件数は4倍に増え、5年間の累計は241,591件に達する。これは「第10期五ヵ年計画」期間の登録件数の4倍に当たる。

 2010年中国のソフトウェア著作権登録件数の統計発表によると、従来どおりソフトウェア登録者の所在する地域によってランキングするほか、初めてソフトウェア登録者の所在する都市によってランキングしており、北京、深セン、上海、杭州、広州の5都市が全国のソフトウェア登録件数の上位5位になったという。

 また、2010年のソフトウェア著作権登録のうち、ゲームソフトの増加が比較的顕著であるという。アニメーション及びコミックのゲーム産業に関連する政策と資金援助の下に、2010年中国のゲーム系ソフトウェア著作権登録は2,643件に達し、同期比で37.51%増加している。


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