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中国初の知的財産権取引所、天津市で設立2011年06月21日

 6月11日、中国初の国際化、専門化、市場化を備えた知的財産権取引機構、天津濱海国際知的財産権取引所が正式に稼動した。

 天津濱海国際知的財産権取引所は、天津市の北方技術交易市場と天津市知的財産権サービスセンターが共同で発起され、主な目的は、知的財産権と科学技術成果の保有者、企業、投資家を繋いで、戦略的新興産業とコンテンツ産業の知的財産権を中心に、関係組織や個人を対象に投融資と取引のサービスを提供すること。融資しにくいという課題、特に中小企業を悩ませている資金繰り問題の解決に繋げることが期待されている。

 同取引所の林宜善総裁によると、取引所は設立後、国内外の知的財産権分野の資源を統合し、知的財産権をめぐる基金、投資家連盟、専門家委員会など体制の確立により、知的財産権取引市場の整備に取り組んでいくとしている。

 同取引所は現在すでに中信銀行、中国現行などを含めた6銀行、及び中天衡平国際資産評価会社など仲介機構数社と戦略的提携関係を結んでいる。


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