China知的財産ポータルサイト

最新情報詳細

中小企業集積地の知財管理委託業務を開始2011年06月24日

 中国国家知識産権局と工業・情報化部が共同で推進している中小企業集積地の知的財産権管理委託業務は最近、本格的にスタートした。業務の展開を指導するために、両部門は「中小企業集積地の知的財産権管理委託業務ガイドブック」を作成し、発布した。 

 知的財産権管理委託業務は、国が知的財産権の代理機構を推薦し、依頼企業に知的財産権関連の一括サービスを提供する活動である。「ガイドブック」は管理当局としての業務方針と目標、担当部署、サービス機構の職責、委託管理業務のフローなどを明記したもので、中小企業によりよいサービスを提供し、知的財産権サービス業の発展を促進することが期待されている。

 業務フローには活動プランの作成、サービス機構の推薦、担当部署とサービス機構との契約締結、管理委託業務のドッキング、サービスの実施、サービスへの監視管理、効果の審査総括など、7分野の内容が含まれる。各地の知識産権局と中小企業の管理当局は1年ごとに、担当部署を通じて管理委託業務の実施効果を点検し、国家知識産権局と工業・情報化部に活動の全体状況を報告することとなっている。

 委託業務は主に、情報分析、出願資料の作成、出願流れの解明、社内特許体制の構築、特許の活用、特許権の保護、特許戦略の立案などの内容である。


元のニュース「国家知識産権局」(中文サイト)へ