8月3日、中国最高人民法院から情報では、2011年上半期、全国の地方法院による知的財産権民事事件第一審の新受と結審件数は、それぞれ昨年比で35.72％増加の27,649件と45.72％増加の18,704件であった。結審事件における訴訟の目的の価額は12.9億元に達している。

　そのうち、新たに受理した特許事件は3,712件で前年に比べ43.76%増加、商標事件は5,850 件で48.29%増加、著作権事件は16,160件で36.64%増加、技術契約事件は306件で18.40%増加、不正競争事件は540件で4.09%減少ということであった。また、全国の地方法院が受理した独占禁止に係る民事第一審事件は7件、結審したのは8件であった。