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武漢鋼鉄と日本新日鉄、中国で大型合弁会社設立 2011年11月08日

 11月3日、中国の武漢鋼鉄集団と日本の新日鉄が共同出資で設立した合弁会社、武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司は武漢で正式開業した。

 関係者によると、武鋼新日鉄(武漢)ブリキ有限公司は両社が約18.5億元を折半出資した。生産設備は年産能力40万トンの連続焼鈍ラインと年産能力20万トンのブリキ生産ラインがあって、2013年夏に量産の見込みという。

 双方は40年来の友好的な協力関係は深まり、今日まで続いている。武漢鋼鉄が中国の一流鉄鋼企業として成長する過程で、新日鉄はコークス乾式消火設備の建設、環境保護・省エネ化の交流、技術管理の交流などで協力している。と新日鉄の宗岡正二社長は開業式典で述べた。

 武漢鋼鉄のケ崎琳社長は、この提携はウィン-ウィン(共に勝者になる)の実現が見込まれる。合弁会社の設立は現在の厳しい国際環境の挑戦に応じ、生産構造を調整し、協力を発展させるための重要な措置である。さらに、新日鉄の先端技術と経営経験の優位性、武漢鋼鉄の豊富な人的資源と販売ルートなどの優位性を生かして、双方の競争力を高め、ウィン・ウィンを実現するためにも重要な意義があると強調した。

 ブリキは耐腐食性の高くて一定の硬度と強度を持っている、成形も溶接も簡単であるため、よく化工塗料の缶、油類、医薬品の容器に用いられるまた。また、食品にも安全なため、食品用の缶詰容器にもすくなからず利用されている。今回の合弁会社は主にハイエンド市場に狙いを定めている。


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