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中国の1〜10月期外資利用実績15.86%増2011年11月25日

 商務部16日に発表したデータによると、中国の1〜10月期の外資利用実績は前年同期比15.86%増の950.12億ドルで、新しく設立された外国企業は5.6%増の22,368社に達した。10月の利用実績は前年比8.75%増の83.34億ドルになっているという。

 資金出所別にみると、アジアの主要国からの投資が引き続き大幅に増え、欧州連合からの投資が若干増加し、米国からの投資がさらに下がる一方である。

 1〜10月、香港、マカオ、台湾、日本、フィリピン、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、韓国のアジア10カ国・地域による投資実績は前年同期比20.67%増の818.96億ドルで、日本の投資実績は65.5%増加した。欧州連合27カ国の投資実績は1.05%増の55.08億ドル。米国の投資実績は18.13%減の25.67億ドルで、1〜9月の減少率に比べると9ポイント近く拡大した。

 日本からの投資実績が大幅に増えたことについて、商務部の沈丹陽報道官は三つの理由があると説明した。
 1.大震災のあと、多くの日本企業が中国への移転を加速した。
 2.中国の投資環境が絶えず改善されているため、日本を含む多くの国と地域、特に周辺国家と地域の対中投資が大幅に増えた。
 3.昨年と一昨年の日本の対中投資はベースがかなり低かった。


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