最近、国家知識産権局（SIPO）と香港特別行政区政府知識産権署は香港で、知的財産権分野の協力強化を狙い、大陸部と香港間の知的財産権をめぐる初の協力協定を締結した。国家知識産権局の田力普局長と香港知的財産権署の張錦輝署長が協定に署名した。

　双方は、知的財産権分野における協力を一層強化し、交流を促進し、知的財産権を重視することでイノベーションと経済成長をともに推し進めていくことで合意した。

　協定には法律、普及教育および自動化サービスに関する情報の交流、香港知識産権署の要請に応じて国家知識産権局が要員訓練を提供する、刊行物の交換、知的財産権貿易の促進、展覧会、検討会、技術交流会の共催等の内容が取り込まれている。

　SIPOと香港特別行政区政府知識産権署との間に初めて締結した同協力協定は、双方の協力関係が新たな段階に進めるきっかけとして期待されている。