2011年12月26日に北京で開催された中国全国工商行政管理工作会議の情報によると、全国工商部門の商標審査周期は１０ヶ月に短縮され、国際的レベルに到達している。異議申し立て審理の周期も１８カ月以内に抑えられているとわかった。

　　2000年より、商標審査数より出願数は多くなり、2007年末までに、審査周期は既に3年を超えていた。2008年から、工商行政管理総局は一連の措置に取り込んで商標の審査を加速するようにし初めていた。2009年11月30日、国際的水準の商標業務の実現を目指し、2012年に商標審査周期（申請日より初期査定の公告日までの期間）を10ヶ月以内に、商標異議裁定と審理の周期を20ヶ月以内におさめることを目標とする活動計画を公布した。2010年末までに、中国の商標審査周期は１年以内に短縮され、商標審査の滞貨問題が徹底的に解決された。

　2011年から、工商部門はさらなる措置を講じて商標審査の効率を引き上げ、審査を速めているほか、商標審査システムの改善にも着手し、オンライン出願の受理にも積極的に取り組んでいる。11月末まで審査した商標は107.49万件、審理した申し立て案件は3.04万件で、さらに商標審査の周期と申し立て案件審理の周期を短縮させた。

　工商行政管理総局商標局のデータによると、2011年12月現在まで、中国の商標出願数は累計957.6万件、登録数は655.9万件、有効登録数は542.3万件で、いずれも世界一位である。