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2011年の特許出願が163.3万件2012年1月6日

 2011年に中国の特許出願が前年より34.5%増の52.6万件、実用新案が58.5万件、意匠が52.2万件で、三種類権利の出願件数は合わせて163.3万件に達し、前年より33.6%増加した。登録件数については全体17.9%増の96.1万件のうち、特許が27.4%増の17.2万件、実用新案が40.8万件、意匠が38.1万件であった。

 国家知識産権局の最新統計データによると、有効件数は2011年末現在274万件となり、前年より23.6%増加した。有効特許が前年末より23.4%増の69.7万件で、有効実用新案が112.1万件、有効意匠が92.2万件となっている。有効特許の中に国内権利者(香港、マカオ、台湾を除く)の保有件数は50.4%を占める35.1万件で、一万人当たりの特許保有件数は2.37件だった。

 2011年に中国の受理したPCT国際特許出願は1.7473万件、前年より35.3%増加したことはとりわけ注目を集めているという。

 急成長を続ける特許の出願・登録件数について、中国科学院研究生院(大学院)の法律・知的財産権学部の李順徳主任は、国の知的財産権戦略の徹底実施や管理当局の支援策が功を奏したほか、企業の知的財産権意識の向上と中国経済の安定的成長も出願件数の増加につながっていると述べた。


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