中国国家知識産権局（SIPO）とドイツ特許商標庁（DPMA）が「特許審査ハイウェイ」（PPH）についての共同声明によると、双方は今年1月23日よりＰＰＨ試行を開始するとわかった。

　中独間のPPH試行プロジェクトには、通常のPPHだけ限って、PCT出願の国際段階成果物を利用する特許審査ハイウェイ(PCT-PPH)は含まれない。両国の出願者が「中独間のPPH試行プロジェクトにおいて国家知識産権局にPPH請求を提出するフロー」に基づいて国家知識産権局に、または「独中間のPPH試行プロジェクトにおいてドイツ特許商標庁にPPH請求を提出するフロー」に基づいてドイツ特許商標庁にPPHの請求を提出することができる。試行期間は2012年1月23日〜2014年1月22日までの2年間となっている

　国家知識産権局の公式サイト（http://www.sipo.gov.cn/ztzl/ywzt/pph/）とドイツ特許商標庁の公式サイト（http://www.dpma.de/english/patent/procedures/pph/）に登録して、それぞれの関連要件を調べることができる。