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2011年文化市場重大事件トップ10、権利侵害事件が8件2012年1月23日

 中国文化部は11日、2011年に文化市場で起こった最も典型的で重要なトップ10事件を発表した。年度トップ10事件の発表はこれで5年目になる。

 関係者の話によると、これは各地の文化管理当局が報告した382件の重大事件から選出されたもので、内容は公演、娯楽、文物、図書、録音・録画、ネット音楽、ネットゲーム、ネット著作権、ネット視聴の九つの分野に及び、いずれも典型的な教育意義と社会影響力のある事件であった。10件の中、インターネットにかかわる事件は半分を占める5件、著作権侵害にかかわる事件は8割だった。

 文化部は昨年に、文化市場におけるエンフォースメント活動の改革を推し進め、全国99%以上の市、92%以上の区・県に総合的法執行機構を設立し、文物やテレビ放送、出版を含めた各分野のエンフォースメント活動を統一的に実行した。2011年に全国で担当官は延べ1,224万人が出動し、文化市場でのエンフォースメント活動を行ったほか、苦情通報の受理が4.8万件、立件が6.3万件で、他部門に引き渡した案件3,504件、最終的に結末をつけた案件5.7万件に達していた。また、違法企業10.2万社に警告が出され、科料総額が19,121万元に上っているという。


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