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中国のPCT国際特許出願の増加率、3年連続で世界一2012年3月20日

 世界知的所有権機関(WIPO)の最新データによると、2011年、全世界によるPCT出願は、前年比10.7%成長の18.19万件となった。そのうち、中国のPCT国際出願の増加率は2009年から3年連続で世界一位に立っている。2011年の増加率は33.4%で、増加率第2位の日本を12ポイント上回ったことがわかった。

 同データによると、一部の先進工業国による出願は横ばい又は減少傾向にあるが、中国など東南アジア諸国や発展途上国による出願は急成長を示している。2004年、中国のPCT国際出願は1,706件だったが、2011年は既に16,406件になり、8年間でおよそ10倍になっている。2005年、中国は2,503件の数で、初めて世界10位に位置づけられた。それから、2008年6,089件で第6位、2009年7,964件第5位、2010年12,337件第4位、2011年も第4位を維持した。

 また、企業の方では、中国の通信機器の華為技術と通信機器メーカーの中興通訊(ZTE)の成長が目立ち、世界的な注目を集めている。2008年、華為技術は初めて1,737件のPCT国際出願で世界一に立ち、その後もトップ4の常連企業となっている。2011年、中興通訊(ZTE)は2,826件でパナソニックを超えてPCT国際出願の世界1位に立ち、華為技術は1,831件で3位であった。


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