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- 植物新品種出願累計9,016件、登録3,713件2012年3月30日
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3月21日、中国農業部の種子管理局と政策法規司が「植物新品種保護条例」の15周年を記念するシンボジウムを共催した。
元のニュース「国家知識産権局」(中文サイト)へ
現在、植物新品種保護制度の確立することで育種業者の積極性が促されている。自主的知的財産権を所有し、競争力の高い育種企業が成長していることにより、種子の品種がますます豊富になっている。2011年末までに、農業部に提出された植物新品種の出願は累計で9,016件、登録が3,713件に達している。この中、研究機構による出願は55%、国内企業及び個人による出願は39%であった。
農業部科技発展センターの劉平副主任が中国の植物新品種保護の発展と現状について説明した。制度の整備、保護意識の強化により、植物新品種の出願件数が大幅に増加しているとともに、裁判所で受理される品種権紛争が明らかに減少している。一方、会議に出席した専門家たちから、植物新品種の保護で目覚しい成果を上げているが、経済の発展に伴い、「植物新品種保護条例」関連の「実施細則」、「権利侵害処理規定」、「再審規定」の改正や行政法執行能力の強化が迫られているとも指摘された。