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- 「著作権法改正案」、10月に意見稿を国務院へ提出見込み2012年4月2日
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このほど、国家版権局は著作権法改正を担当する専門家委員会の第2回会合を招集した。会議に出席する専門家たちは「著作権法」改正案の訂正や補充について討議を交わした。著作権法改正作業指導グループの担当者である国家版権局の王自強司長が会議では、同局では10月に「著作権改正案」を国務院に提出するよう改正作業を急いでいることを明らかにした。
元のニュース「中国新聞網」(中文サイト)へ
国家版権局が昨年7月に法改正について行った意見募集では各界からおよそ200件の提案が寄せられ、それについて、今年1月に国家版権局が第一回専門家会合を開き、意見交換などを行った。さらに、中国社会科学院知的財産権研究センター、中南財経政法大学知的財産権研究センター、中国人民大学知的財産権学院がそれぞれ作成した改正案と現行法律との比較分析を進めてきた。3回の修正を重ねて現在の改正案が完成されたという。
3月に行われた全国人民代表大会と全国政治協商会議で、著作権法の改正作業をさらに進めることが議論の焦点の一つとなっていた。王司長は今回の会合で、国家版権局は法改正の進捗を加速させており、3月末か4月の初めに一般向け意見募集するよう改正案を公表し、10月に国務院に提出するよう取り組んでいると話した。