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中国からの欧州特許庁への特許出願が33%増2012年4月6日

 欧州特許庁が発表した年度報告書によると、2011年に同庁の受け付けた特許出願件数が前年より4%増の24万件を超え、過去最多を記録した。米国からの出願が最も多く、三分の一は日本、中国、韓国の3カ国による出願となっている。中国からの出願件数が前年より33%増の1.69万件に達した。

 米国からの出願件数が5.9万件で全体の24.4%を占める。日本は4.7万件で2位、ドイツは3.3万件で3位、韓国は1.3万件で5位であった。2000年に欧州への出願が160件しかなかった中国からは2011年、全体の6.9%にあたる1.69万件が提出され、4位となった。同庁のバティステリ長官は、「アジア企業のグローバル化と、中国経済の成長に伴い、アジア企業のEUでの出願件数の比率が高まりつつある」と述べた。

 企業ランキングでは、シーメンズが2,235件で1位になった。中国の華為が740件で17位、中興が400件で43位だった。登録する率から見れば、中国企業は3%の515件のみで、米国、日本、ドイツのおよそ25%とは大きな開きがあることがわかった。


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