国家知識産権局の情報によると、昨年バイオ産業の特許登録件数は12,081件に達し、前年より40.4％増加した。この中、国内権利者による特許登録が9,392件で、全体の77.7％を占め、伸び幅が51％だったことがわかった。

　昨年の登録件数ランキングトップ10はそれぞれ、浙江大学（75件）、東芝医療システム株式会社（70件）、天津天士力製薬公司（46件）、江南大学（40件）、北京緑源求証科技発展公司（35件）、清華大学（34件）、中国農業大学（32件）、ハルピン工業大学（29件）、フィリップス（27件）、華南理工大学（26件）となっている。

　バイオ医学以外、その二次性産業としてのバイオ農業分野における特許登録件数は成長が最も早く、昨年の登録件数が1,394件で、前年より68.6％増えた。この中、国内権利者の登録したものは1,204件で、国外権利者によるものの6倍となっている。

　一方、バイオ医薬工程分野では国外権利者の登録件数が847件で、国内権利者の713件を上回っている。