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多国籍企業トップ500社のうち、490社が中国に進出2012年6月29日

 中国商務部の高虎城副部長は22日、第5回多国籍企業CEO円卓会議で、世界トップ500社の中で約490社が中国に進出しており、中国で設立した研究開発センター、地域本部などの機構はすでに1,600カ所に上ることを明らかにした。

 高副部は、1970年代末に中国が世界に門戸を開いてから、多国籍企業は相次いで中国に進出し、徐々に中国の経済・社会発展の重要な原動力となっており、同時に多国籍企業を代表する多くの外資系企業も中国の経済成長から大きな利益を上げたと述べた。2010年、外商投資企業が中国市場で上げた売上だけで33兆元を超え、また、国際金融危機の時期においても、中国市場は多くの多国籍企業にとって重要な避難港となり、利益源ともなったと説明した。

 中国は近年、「外国企業の誘致」に力を入れると同時に「海外への進出」戦略も積極的に実施し、中国系企業はますますグローバル投資提携の重要な新鋭部隊になっており、2011年末までに中国の対外直接投資額は3800億ドルを上回り、海外進出した企業数は1.8万社余、進出先は世界178の国・地域に広がり、1.6万億ドルに近い海外資産を作り上げたという。


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