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中日・中韓イノベーション産業パーク、青島で設立2012年8月10日
 人民日報の情報によると、最近山東省青島市に世界一流を目指した中日韓イノベーション産業パークが設立された。今年5月の中日韓首脳会談では年内に3カ国の自由貿易協定の交渉を開始することが決定され、同月、青島西海岸経済新区管理委員会は、「山東半島中日韓地方経済協力モデル区青島西海岸先行起動区発展計画」を作成した。

 計画面積が88km2に達する「青島中日韓地方経済協力モデル区」は、青島市の西海岸経済新区国際経済協力区に建設される。88km2のうち、中日・中韓イノベーション産業パーク各10km2、中日韓循環経済モデル拠点15km2、国際科学教育協力パーク10km2、健康産業パーク10km2を建設した上で、33km2を今後の発展に備える用地として確保する。

 発展目標は、5年以内に中日・中韓イノベーション産業パークをアジア一流の国際経済協力モデルパーク、国際的な総合イノベーション団地に、10年以内に、世界一流かつ広範なモデル的意義を持つ第3世代科学技術パークに築きあげることだという。

 イノベーション産業パークで日・韓との提携分野としては、以下の4つの面から重点的に推進する。 (1)基準の共同制定。消費電子製品業界の基準について、協調・共同認識・普及を推進する。(2)知的財産権の保護。(3)通関手続きおよび貿易の利便化。(4)重点産業の提携。主に新エネルギー自動車、新エネルギー設備、新エネルギー応用製品、海洋生物、海上設備、電子情報、ソフト、アニメーション、文化創作、国際海運、港湾物流、観光、健康サービス、金融、仲介サービス、商取引等がある。


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