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自動車輸出に国内ブランドが初めて8割以上を占める2012年9月4日

 自動車工業協会が8月22に発表した報告書によると、今年上半期に国際金融情勢の影響を受けて各国の自動車産業の伸びが遅いが、中国の自動車輸出は大幅に増加し、特に国内ブランドの輸出が全体の80%以上を占め、前年同期よりおよそ10ポイントの増加となり、今までの最高レベルとなっていた。

 今年上半期の自動車輸出台数は48.79万台で、去年上半期より28%増加した。この中、奇瑞(CHERY)、長城(GREAT WALL)、吉利(GEELY)などの国内メーカーによる輸出台数が全体の80%以上を占めた。その上、貨物車などの商用車を中心としたこれまでの単一的な輸出製品構造も変わりつつある。また、6月末までに、商務部の認可を受けて国内ブランドの自動車メーカーが外国外で設立した546社企業のうち、研究開発機構を設立した企業は37社となった。

 自主的ブランドが輸出の主力となっている背景に、企業自身の知的財産権能力の向上があった。国内企業の特許登録件数ランキングに比亜迪自動車が2年連続でトップ10に入り、長安自動車がアメリカで研究開発センターを設立し、企業の研究開発の効率向上とレベルアップにつながった。


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