国務院の行政再議活動の規範化に関する要求を徹底するために、国家知識産権局は9月1日より「国家知識産権局行政再議規程」を実施したことに続き、さらに「行政再議活動の規範化を促進する実施プラン」を発布した。5年間をめどに国家知的財産権の実施推進における行政再議の役割を一層強める目標が掲げられた。

　国家知識産権局の関係者によると、同局では合法、公正、公開、迅速、簡素化などの原則に則り行政再議活動を展開する方針を固めている。行政再議の過程、依拠、決定およびその理由を公開し、活動の透明度を向上させ、所定期限内に申請を受理し、審理を行い、決定を下すよう努めるほか、当事者に必要な支援を行い、再議申請権が十分且つ便利に活用できるようサポートしていくことにしている。

　また、同「実施プラン」には、行政再議活動の規範化に係わる各分野の主要任務と目標達成のスケジュール、保障措置などが取り込まれている。