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- 1〜8月の国内集積回路生産量は630億枚超2012年10月19日
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中国の集積回路(IC)産業は、国際市場での競争力がまだ弱く、輸出依存度も高いが、近年安定的な成長を示している。今年の1〜8月の総生産量が630.47億枚で、前年の同じ時期より8.49%増加した。8月の総生産量は同14.53%増の86億枚だった。
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地方別にみると、1〜8月に江蘇省は生産量が最も多く、前年の同じ時期より23.22%増の298.8億枚に達し、全国の47.4%を占めた。それに次いで広東省、上海市、甘粛省それぞれ全国の17.22%、16.86%、7.32%となっている。
国務院が発布した「第十二期五ヵ年計画国家戦略的新興産業発展計画」には、高性能集積回路は10の重大プロジェクトの1つとして位置づけられ、2015年までに集積回路設計産業の国内市場におけるシェアを現在の5%から15%に引き上げるとの目標が掲げられている。国家戦略と経済発展という2重の需要が産業の急速な成長につながる重要な推進力となるとみられる。