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上半期ソフトウェア著作権登録件数、およそ6万件2012年10月23日

 中国著作権保護センター12日の情報によると、今年上半期に国内のソフトウェア著作権登録件数は58,333件に達し、前年の同じ時期より30.56%増えた。地域別にみれば、登録件数上位5位は北京市、広東省、上海市、江蘇省、浙江省だった。チベット、青海、貴州、新疆、内モンゴル、福建、海南、吉林、雲南、湖南の10地域は前年の同じ時期より60%以上を増加した。

 今年上半期、クラウドコンピューティング、モノのインターネットなどの新技術に関連するソフトウェア著作権登録件数が昨年に続き急速な増加傾向を示した。この中、クラウドコンピューティング関係のソフトは前年比200.66%増の905件、モノのインターネット関連のソフトは前年比119.65%増380件となっている。

  昨年の国内のソフトウェア著作権登録状況について、中国著作権保護センターは専門報告書の「2011年中国ソフトウェア著作権登録状況分析報告」をまとめ、まもなく発表する予定。これは中国のソフトウェア著作権保護制度が確立され、ソフトウェア著作権登録制度が実施されて20年以来初めてとなる。

 報告書は主に、全国範囲のソフトウェア登録状況における分析、一部地域のソフトウェア登録状況における分析、一部の都市のソフトウェア登録状況における分析およびソフトウェア産業環境における分析など4つの部分に分けられている。また、組み込みソフト、ゲームソフト、モバイル通信ソフト、情報セキュリティソフト、教育ソフト、医療衛生補助ソフト、クラウドソフト及びモノのインターネットなど注目度の高いソフトに対して深い分析が実施された。

 同センターはまた、中国のソフトウェア著作権担保融資の基本的状況を客観的に反映した「2011年中国ソフトウェア著作権担保登録状況分析報告」を作成した。

 上述の2報告のほか、同センターはソフトウェア登録分析サービスをスタートし、関連部門および産業協会のニーズに基づいた、ソフトウェア著作権とソフトウェア質権の登録に関する分析報告も提供する予定だという。


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