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五大特許庁審査官シンポジウム北京で開催2012年11月2日

 10月22日、中国国家知識産権局が主催する第4回五大特許庁審査官シンポジウムは北京で開催された。欧州特許庁(EPO)、日本国特許庁(JPO)、韓国特許庁(KIPO)、米国特許商標庁(USPTO)及び中国国家知識産権局(SIPO)からの30名余りの審査官がシンポジウムに参会した。

 開幕式に出席した田力普局長は、五大特許庁による協力の状況を説明したうえ、世界のおよそ80%の特許審査業務を担当している五大特許庁は、世界中のイノベーションに携わる人々の需要に対応するためには、審査の質と効率の向上に引き続き取り組んでいかなければならないと述べた。

 今回のシンポジウムは五大特許庁の共同人材育成プロジェクトの一環として、SIPOの専利局人事教育部と国際合作司、審査業務管理部、中国知的財産権研修センターにより共催されるものである。五大特許庁からの審査官たちはシンポジウムにおいて、検索と先行技術、新規性、進歩性の4つのテーマについて議論を交わした。

 許庁審査官シンポジウムが五大特許庁により順番に行われ、2009年は韓国特許庁、2010年は欧州特許庁、2011年は米国特許商標庁で行い、そして2013年は日本特許庁で開催する予定である。


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