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中米が知的財産権国際犯罪を共同摘発2012年11月22日

 中国公安部の情報では、中国の公安機関と米国の移民税関捜査局(ICE)が協力して、知的財産権を巡る重大犯罪事件の摘発に成功した。摘発された模倣品、生産設備などは総額50億人民元に上るという。

 今年1月に大量の模倣品バッグが米国などに輸出されているのを広州市公安局に発見された。それについて、公安部と米移民税関捜査局が双方の協力ルートを通じて共同調査を展開した。この事件では、容疑者73人を逮捕し、模倣品製造販売拠点37ヵ所を取り締まったほか、「ルイ?ヴィトン」、「エルメス」、「コーチ」などの模倣品バッグ2万点以上、模倣品生産に用いられた設備17台を差し押さえた。また、容疑者らがすでに各ブランドの模倣品バッグなど96万点以上生産、販売したことも調査でわかった。事件に係わる総額が50億元以上に上る重大事件だった。

 知的財産権犯罪摘発の分野において中米が再び手を携えて成功を収めたことで、中国公安当局が国際協力により犯罪活動を摘発する決意と能力だけでなく、中国政府の知的財産権保護を強化し関連犯罪を摘発する確固不動の姿勢が改めて示された。


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