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- 農業植物新品種の出願件数が1万件突破2012年11月30日
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農業部の情報によると、11月2日、中国の農業植物新品種の出願件数が1万件を突破し、「農業知的財産権戦略綱要」で提起された目標を3年前倒しで実現した。
元のニュース「国家知識産権局」(中文サイト)へ
中国は過去の5年間、新品種保護分野で目覚ましい成果を遂げている。特に新品種の出願件数が5,610件に達し、総出願件数の56%を占めるほか、登録件数が総登録件数3,880件の64%にあたる2,477件に達した。また、企業による新品種保護の意識も著しく向上し、今年に国内企業の農業新品種出願はすでに410件に達し、研究機関の出願件数を上回った。
一方、出願が大幅に増加したものの、市場価値の高い品種の割合が低く、国際競争力の深刻な不足も指摘されている。また、日増しに増えている出願件数に対し審査能力が追い付かない課題も浮上している。農業部種子管理局の責任者によると、農業部では今後、関連制度の整備やイノベーションの奨励、権利侵害への処罰強化などの分野で引き続き力を入れ、種子業界の発展を強力に支援していく方針を固めたという。