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特許文献の中英機械翻訳サービス、運用開始2012年12月14日

 中国国家知識産権局(SIPO)と欧州特許庁(EPO)とが共同開発した「中英語機械翻訳サービス」は正式に運用開始した。これにより、研究開発者は欧州特許庁のデータベース、ESPACENETを中国語と英語で検索することができるようになった。

 国家知識産権局の田力普局長は「自動翻訳の実現は双方の協力事業の一里塚だ」と評価するうえ、中国の特許文献は2013年に1,000万件以上に達する見通しで、機械翻訳により言語の障壁が取り除かれ、双方の科学技術分野の交流、さらに世界全体のイノベーションが促進されるだろうとの認識を示した。

 今年2月に導入された欧州特許庁の機械翻訳は中国語、日本語、韓国語を含めた14言語と英語との間の相互翻訳を実現している。


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