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アウディ(Audi)、北京にアジア研究開発センターを設置2013年2月15日

  ドイツの高級車メーカー、アウディ(Audi)は2月1日、中国の北京市でアジア研究開発センターを立ち上げると発表した

 同センターの開設は中国・アジア太平洋市場における研究開発戦略の一環である。アジア地域において、アウディの中核的な研究開発拠点に位置づけられている。

 北京センターはアジア向けにエコカー部品や高効率パワートレインなどに関わる先端技術の開発を担当し、またアウディ中国のデザイン開発部門を収納して、車体や内装、色彩のデザイン、開発も担当する。

 統計によれば、アウディは2012年、中国で過去最高の405,838台を販売。前年比は29.6%増と大きく伸び、中国のプレミアムカー市場をリードした。

 同センターが発足すれば、アウディの北京での研究開発チームのスタッフは40人から300人超に拡大。エンジン、ボディー、電子システム、バッテリー技術の開発機能を持つだけでなく、原型モデル作業場、テストプラットホーム、設計関連と最新の3D技術の開発環境も整える。実験室、原型作業場、研究開発作業場の敷地面積は8,000平方メートルを超えるという。


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