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産業グレードアップ研究報告、「知的財産権立国」期へ転換と指摘2013年4月12日

 国内の産業グレードアップに関する報告書「2013年中国産業グレードアップ研究」が6日、海南省ボアオで開催されたボアオ・アジアフォーラム2013年度年次総会で発表された。

 現在、世界経済の構造は大きく調整する時期にあり、新技術、新しい産業、新しい傾向は絶えず現れて、先進国は次から次へと、「技術戦略」から「標準戦略」へ、「技術立国」から「知的財産権立国」へと転向を図ろうとしていると報告書で指摘された。

 同報告書は、巨大な国際競争の圧力、独自の知的財産権を備えた技術の不足などは、中国の産業構造がグレードアップする上で避けられない課題だと指摘した現在の中国はコア技術の50%以上を海外に頼っており、米国や日本の5%前後をはるかに上回る割合である。これまでの低コスト競争における優位性が徐々に弱まっており、中国はイノベーション能力を強化して産業構造の最適化?グレードアップを推進し、新しいコア競争力を形成しなければならないという。


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