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工信部、今後3年から5年、中国電子商品市場規模が米国を抜き世界一に2013年4月23日

 中国工業情報化部傘下の科学技術情報研究所が2012年の世界電子情報産業の発展状況についてまとめた「2012世界情報技術産業発展年度報告書」では、「新興国が世界電子情報産業のエンジン役になる。中国は3から5年内に米国を抜き、世界最大の電子商品市場になる」と予測された。4月11日に開催された第11回中国国際ソフト提携商談会で同所の洪京一所長が報告書を発表した。

 報告書によると、昨年に先進国の電子情報商品市場が低迷し、新興国が産業の成長の重責を担っていた。トップ10国の中に市場規模の成長率が5%を上回ったのは中国・ブラジル・インドのBRICS諸国のみ。米国市場の成長率は1%、日本を含めたその他の先進国はマイナス成長だった。

 同報告書はまた、世界の電子情報産業は今後3年間に成長を維持し、新興国の地位がますます重要になり、アジアなどの新興経済体は市場シェアが向上傾向を維持し、先進国は市場シェアがやや低下すると予測した。

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