国家統計局は4月19日、中国イノベーション指数を発表した。2005年を100として2011年の中国イノベーション指数は139.6となり、年平均で5.7％増加している。

　国家統計局の社科文司課題研究チームは、中国のイノベーション能力の発展状況を反映するための中国イノベーション能力の指標体系を設計し、指数を作成している。イノベーションに係わる環境、投入、産出、効果などの各指数（2005年を100とする）が含まれる。

　2011年のイノベーション環境指数が138.1、年平均5.5％増、イノベーション投入指数が140.7、年平均5.9％増、イノベーション産出指数が150.0、年平均7.0％増、イノベーション効果指数が129.5、年平均4.4％増となっている。

　国家統計局の関係者によると、今回発表した中国イノベーション指数は統計の視野から中国のイノベーション能力を評価する試みで、国家統計局では今後、更なる改善と整備を行なうとしている。