マイクロソフトは米国時間4月23日、中国通信機器大手の中興通訊（ZTE）と特許ライセンス契約を締結したと発表した。これにより、ZTEはAndroidやChrome OSを搭載する自社の携帯電話、タブレット、コンピューター、およびその他のデバイスにマイクロソフトの世界的な特許ポートフォリオを使用できることになる。

　マイクロソフトはこの前にFoxconnの親会社である鴻海精密工業と特許ライセンス契約を締結したことを発表した。ZTEは同様の契約を締結した初の中国内陸部企業となっている。

　IT市場調査会社の米国IDCが11日に発表した世界のスマホ市場調査によると、内陸部企業の華為、中興、レノボ、酷派は世界市場シェアランキングのトップ10に入っている。一方、4社の市場シェアはいずれも3〜5％で、大きな開きがなかった。