16日、上海市公安局は、経済犯罪の摘発•防犯PRイベントを外灘（バンド）・陳毅広場で催した。様々な模倣品を展示するとともに、会場に足を運んだ市民に警察官が真贋識別の知識を説明した。

　上海市の警察当局はこの前に実施した集中取締り行動で、模倣品関連の犯罪事件約600件、総額8億元に上る模倣品を摘発した。また、事件に係った容疑者350人を検察機関に移送し、模倣品製造・販売拠点60数カ所を閉鎖させた。

　摘発された模倣品は薬品、食品、ヘルスケア製品、タバコ・酒、自動車部品などが含まれ、インターネットが主要の流通ルートとなっている。上海市公安局の関係者は、知的財産権犯罪の摘発を引き続き強化し、工商や品質管理、農業、食品薬品管理などの各関連部門と協力を密にし、優れた市場環境の醸成に努めていく方針だと表明した。