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2012年全国知的財産権発展状況報告が発表2013年6月11日

 先日、中国国家知識産権局傘下の知的財産権発展研究センターは、昨年の中国の知的財産権発展状況をまとめた報告書、「2012年全国知的財産権発展状況報告」を発表した。知的財産権管理部門の提供したデータを踏まえて、全国および各省の昨年の知的財産権発展状況、2007年から2012年までの発展動向について全面的な分析を行なうもので、国内各地方の知的財産権発展レベルを評価する初の総合的報告書となる。

 報告書によると、中国の知的財産権総合発展レベルは2007年以後、向上傾向を続けており、特に2008年に「国家知的財産権戦略綱要」が施行されてから、目覚ましい進捗を遂げた。昨年の総合発展指数TOP10は広東省、上海市、北京市、浙江省、江蘇省、山東省、福建省、湖北省、安徽省、四川省である。2007年から2012年までの指数伸び率TOP10は江蘇省、湖北省、安徽省、陝西省、遼寧省、浙江省、重慶省、上海市、四川省、河南省である。経済地域別にみれば、指数の高い順に東部、中部、西部となっている。東部地区は平均発展指数が73.25で、西部地区の51.73を遥かに上回る。

 同報告書は、科学的な評価体系を構築して、中国の特許、商標、著作権など各分野の知的財産権発展状況を客観的に反映し、知的財産権各事業の発展を導く狙いで、今年から毎年作成、発布されるという。


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