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G20革新競争力ランキング、中国が8位2013年9月24日

 中国の国連常駐代表団科学技術チームと福建師範大学の専門家からなる「G20国家革新競争力」研究班がまとめた「G20国家革新競争力発展報告(2011〜2013)」は9月3日、北京で発表された。革新競争力ランキングTOP3は米国、日本、ドイツ。中国が8位で、TOP10入りした唯一の開発途上国だった。

 同研究班が2011年、「G20国家革新競争力発展報告(2001〜2010)」を発表した。今回は欧州連合を除くG20の19カ国の革新競争力について、2010年から2011年までのデータを以て分析を行った。19カ国の内、韓国が順位を2つ上げて上げ幅が最も大きい国家となる。日本、ドイツ、オーストラリア、中国、ブラジルはそれぞれ順位を1つ上げた。順位の下げ幅が最も大きい国家はカナダで3つ下げ、続いてフランスが2つ、英国とアルゼンチンが1つとそれぞれ順位を下げた。

 全体的にみてG20国家の革新競争力は下降傾向にあることが伺える。研究班の責任者は、国際金融危機と欧州債務危機の影響が主な原因だと指摘するとともに、TOP10入りした唯一の開発途上国である中国の競争力向上について、国の科学技術革新戦略が功を奏しているとの認識を示した。


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