中国新聞出版研究院が発表した「中国著作権産業経済貢献（2011年）報告書」によると、2011年の生産額は前年比19.56％増の1528.98億元で、国内総生産（GDP）の6.67％を占めるようになった。そのうち、コア著作権産業の増加額は17161.81億元で、GDPの3.63％を占める、2010年に対して3020.77億元が増加し、増加率は21.36％だった。

　2011年、著作権産業の従業員数はおよそ1178.62万人で、非農業従業員人口の8.18％を占め、前年度に対して137.08万人が増えている。そのうち、コア著作権産業の従業員数は非農業従業員人口の4.07％を占める587.03万人で、前年比52.24万人が増えている。

　また、税関の統計によると、2011年輸出額は2859.62億ドルで、輸出総額の15.06％を占め、前年度にたして196.66億ドルが増加した。

　中国の著作権産業は急成長を続けている。生産額、従業員数、輸出額はいずれも安定的に増加しており、中国著作権産業の中核的競争力の向上がうかがえる、この重要な戦略的チャンスを迎えている中国著作権産業に対し、国家版権局など政府部門がその発展へのサポートを強化すべきだと有識者が呼び掛けた。