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百度、シリコンバレーに人工知能のR&Dセンターを設立2014年06月20日

 最近、インターネット検索大手百度は、米国のシリコンバレーに人工知能の研究開発を行うR&Dセンターを設立すると発表した。また、米スタンフォード大学人工知能(AI)研究所の所長、アンドリュー・ヌグ(Andrew Ng)氏を、米国と中国の研究拠点を統括するチーフサイエンティストとして迎え、年内に約200人を雇用することも明らかにした。

 R&Dセンターは、同分野の研究で先行する米グーグルの本拠地、サニーベール市に新設され、投資額は3億米ドルだった。ヌグ氏は人工知能研究の第一人者として知られており、グーグルの人工知能開発センターの設立にも尽力した。

 新たな研究開発センターにより、百度は開発能力のさらなる強化を図る。同社は昨年、ウェブページの画像認識や音声認識、機械翻訳などを手がける人工知能研究所を北京に設立した。同社の動きは、中国のインターネット大手が持つ野心と影響の大きさを浮き彫りにしていると、有識者が指摘している。


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