China知的財産ポータルサイト

最新情報詳細

装備製造業重要設備の国産化率が52.4%2014年07月01日

 質量協会が発表したアンケート調査によると、中国の装備製造の国産化率が52.4%、自動車製造分野では重要設備の国産化率が40.2%で、製造設備の海外依存度は高く、製造基盤が依然として弱い状況にあることがわかった。

 「装備製造企業品質管理現状調査」のアンケート調査は、装備製造業向けの金属製品業、汎用機械製造業、専用機械製造業、自動車製造業、鉄道船舶宇宙航空及びその他の輸送設備製造業、電気機器製造業及び計器器具製造業など7業界を対象に実施され、954件の回答が回収されていた。

 調査報告書では、国内設備製造業は製品の品質が安定的に向上している一方、技術イノベーションでの優位性がなく、先端設備製造に対する科学的管理も欠けていることが明らかになった。39.2%の企業が「顧客要求に応じた新商品を開発している」と答えたが、技術力が国際レベルに達していると回答した企業は僅か4.2%だった。

 また、72.3%は企業トップの関与する品質委員会を設置しておらず、4割は研究開発やアフターサービス、設備、物流などの部門を対象とした品質評価指標を設けていない。


元のニュース「中国政府公式サイト」(中文サイト)へ