国家工商行政管理総局が7月7日に発表したデータによると、全国の工商行政管理機関は1〜6月、市場競争秩序を妨害した事件28.22万件を摘発した。摘発数が前年比18.4万件、39.48％減少した。

　この中、知的財産権侵害事件が2.2万件、全体の7.16％を占め、昨年同期よりやや上昇した。一方、他人の未登録商標を先駆けて登録し、他人ブランドを便乗使用するなどの商標違反事件が大幅に増加し、上半期に1900件が結審された。

　インターネットに関する違法事件が約2500件。内訳は不正競争法違反事件が981件、広告法違反事件が470件、商標法違反事件が251件となっている。