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SIPO、2013年全国知的財産権発展状況報告を発表2014年09月09日

 先日、国家知識産権局傘下の知的財産権発展研究センターは、2013年の中国の知的財産権発展状況をまとめた報告書、「2013年全国知的財産権発展状況報告」を発表した。報告書によると、2013年全国知的財産権発展状況は、創造、運用、保護と環境など4つの発展指数は安定した発展を続けるうえ、多く名面で目覚ましい進捗を遂げた。

 2007年から2013年まで、総合発展指数の年間増幅TOP5はそれぞれ江蘇(7.17%)、安徽(6.99%)、湖北(6.85%)、陝西(6.71%)、遼寧(6.18%)。総合発展指数の全体増幅TOP5は江蘇、浙江、安徽、湖北と湖北であった。2013年、特許出願の受理件数は82.5万件で、世界1位、国際特許出願の受理件数は29,294件で世界3位、商標登録出願件数は 188.15万件で、12年連続して世界1位を維持した、著作権の登録件数は100.97万件に達し、初めてミリオンを突破した。

 しかし、知的財産権の創造数量は多いが、品質や効率は遥かに遅れている。例えば、知的財産権創造発展指数の最も高い北京は、創造数量指数89.72、創造効率指数98.86になっているが、創造効率指数は僅かの75.36であった。中国はまだ数量ベースの高効率タイプから品質ベースの高効率・高利益タイプに発展する過程にある。知的財産権の出願数の増加及び特許出願の品質を効率的に向上させることは、中国知的財産権の創造及び運用発展を推進する主要な原動力である。

 同報告書は、科学的な評価体系を構築して、中国の特許、商標、著作権など各分野の知的財産権発展状況を客観的に反映し、知的財産権各事業の発展を導く狙いで、2013年から毎年作成、発布されるという。


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