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井関農機と中国の東風汽車が業務提携2014年11月14日

 日本の井関農機と中国の東風汽車の合弁会社「東風井関農業機械有限公司」はこのほど、襄陽市に55億元を投資して「東風井関農機産業パーク」を建設することで湖北省の襄州区政府と合意した。

 紹介によれば、同プロジェクトは機械全体とコア部品の製造、農業機械の展示・販売などを予定しており、用地を取得してから2年以内に工場を稼働する計画。最終的な年産能力は、田植え機や稲刈り器など各種農機を年間15万台、5年後の年間売上高は150億元規模を目指すという。

 東風汽車の朱福寿総経理は「中国の農業機械市場は発展の最高時期を迎えた。農機の市場規模は今世紀始めの500億元から現在3500億元に成長し、年間平均成長率は20%を維持している。農業機械は中国の機械工業の中で、最も活力のある分野の一つである。東風汽車と日本の井関農機の提携は、ハイテク装備製造業の発展に寄与できることを期待する」とコメントした。

 井関農機と東風汽車グループは今年5月、合弁会社の東風井関農業機械(湖北)をベースに資本金を増強し、事業統合会社「東風井関農業機械」を設立した。東風汽車グループの販路、ブランドや知名度に加え、井関農機が持つ技術、ノウハウをそれぞれ活用することで、製品の品質や商品力向上を図る。


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