第116回中国輸出入商品交易会（広州交易会）はこのほど、広東省・広州市で開幕した。来月4日まで開催される。主催側は、知的財産権の保護強化をこれまで通り継続し、イノベーションを尊重する公平で誠実な取引環境の構築に取り組むと表明した。

　広東省知識産権局と省工商局、省版権局からの行政法執行を担当する要員は会場で、知的財産権関連の苦情、通報を受け付ける。この中、省知識産権局が派遣した要員は60名を超える。国家知識産権局・専利復審委員会の専門家2名が現場で業務指導を行う。主催側はまた、各代表団に知的財産権関連紛争の担当者を指定するよう要請し、過去に知的財産権侵害の経歴がある企業に警告を出している。

　今回の広州交易会は会場総面積が118万平方メートルに達する。602,22の展示ブースの中に、およそ20％、11,844ブースが有名ブランドであった。