最近、トムソン・ロイターは、世界で最もイノベーティブな企業を選ぶ「Top 100 グローバル・イノベーター2014」を発表した。中国企業として初めて、電気通信機器メーカーの華為が選ばれた。

　国別では、アジア地域は46社（日本39社、韓国4社、中国台湾2社、中国内陸1社）、北米は去年の46社から36社に減少、欧州は18社だった。分野別では、半導体・電子部品製造、コンピューター・ハードウエア製造の企業は21社、引き続き各分野のトップに立っている。

　トムソン・ロイターが、特許の件数、出願して登録された成功率、グローバル性、他社の発明の中で引用される影響力の4項目で分析して、総合的に評価して、このTop100を選んでいる。今年は、過去2009〜13年の5年間のデータを基に選出した。また、トムソン・ロイターはTop100に選ばれた各社を訪問して、記念のトロフィーを贈る。

　Top100の企業の平均的な売上高は大きく、研究開発への投資も増えており、技術革新への投資が業績向上に結びついていることがうかがえた。