中次世代クラウドOS「Cloudview1.8」が、このほど北京市で発表された。業界内の専門家は、同システムは国家クラウドコンピューティング最高基準を満たす先進的な製品であり、中国がクラウドコンピューティング分野の全面的な自主制御に向けて重要な一歩を踏み出したことを意味すると評価した。

　同OSを開発したスパコン開発企業・曙光公司の王正福COOは、「クラウドコンピューティングの核心はOSだ。国家クラウドコンピューティング基準制定の重要な参加者である当社が長年の実践・検証を経て開発したCloudview1.8は、バージョンアップを通じて、計算・メモリ・ネットワークなどの技術改善を実現した。同OSはクラウドコンピューティングインフラの管理の需要を満たし、同時に複数の利用者の管理、プロジェクト資源の管理、サービスフローの管理などの機能を改善し、ITインフラ管理および企業業務フローの戦略的な融合を実現し、完全に独自の制御を実現した」と説明した。