国家知識産権局（SIPO）が昨年受理した特許出願は前年比12.5％増の92.8万件に達した。内国出願が80.1万件、86.3％を占め、外国出願が12,7万件、13.7％を占めた。2014年の登録件数は23.3万件、12.3％増えた。内国登録件数が全体の7割の16.3万件、外国が3割の7万件であった。

　2014年の特許出願件数は、長年続いていた20％以上の伸び率が縮小傾向にあり、横ばいで推移している。一方、登録件数は12.3％増加し、新たな成長軌道に乗り、特許審査業務の能力向上がうかがえる。

　このほか、昨年の特許出願・登録件数に、出願の構造が引き続き改善、内国出願•登録の比率が引き続き増加、特許出願における企業の主力地位の維持などの特徴が見られる。