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中国企業、IGZO量産化技術の空白を埋める2015年04月07日
 最近、中国電子信息(情報)産業集団有限公司は、世界初の第8.5世代IGZO(酸化物半導体)液晶パネルの生産ラインを建設した。このラインは世界で初めて金属酸化物技術を使用した高世代液晶パネルラインで、中国にとって投資額が最大の電子プロジェクトだ。同社のせきにんしゃは、「これは中国が新型フラットパネル分野で重要な加工技術を把握し、中国のIGZO量産化技術の空白を埋めたことを意味する。これはTFT-LCDハイエンドディスプレイ技術、製品の競争力の強化に対して重要な意義を持つ」と説明した。

 IGZO技術は電子移動度が高く、オフ状態のリーク電流が少なく、低温プロセスで製造できるといった特長がある。そのため同ラインが生産する製品は解像度が高く、タッチパネルへの感度が高く、より薄型で省エネ性能が高い。ラインの工程は5〜6ぐらいしかなく、良品率が95%以上に達しているという。


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