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- 世界大学システムランキング 中国が米国超えて5位2016年06月10日
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17の国・地域から26大学が参加する大学の国際的ネットワーク・ウーニウェルシタース21がまとめた各国の大学システムのランキングでは、トップが英国だった。また、インドや中国が米国を上回っていた。
元のニュース「SOHU網」(中文サイト)へ
英国のタイムズ新聞によると、ウーニウェルシタース21のランキングは、教育機関のランキングではなく、各国の経済発展の水準も考慮に入れた、国全体のパフォーマンスのランキング。今年の同ランキングで、英国は2位からトップに躍り出た。総合ランキングでも、8位から4位に順位を上げた。総合ランキングでは、1位が米国で、以下、スイス、デンマークと続いた。
報道によると、同ランキングは、研究論文の数と影響、大学の入学率、卒業生の失業率、国の「政策環境」のクオリティに対する評価、高等教育の支出が国内総生産(GDP)に占める割合など、25の指標を基にまとめられた。
米国は依然として世界で最高の大学システムを誇っているものの、発展の要素を考慮に入れると、米国の順位は16位にまで下がる。これは、購買力平価(PPP)評価をもとに各国のGDPを調整し、各国における物価の違いを考慮に入れて算出した結果。米国は、5位の中国や15位のインドよりも低い順位となっている。